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− ジェット −
鮮やかだった街の色は褪せて
静かな時間がただ流れてる
景色は変わらないけど
呼吸する空気は無色
君の笑い声や無邪気な笑顔
今はもう何一つ見えない
霞んでゆく光のない世界
凍てつく空気が肌を刺す
何度も戻りたいと
嘆いては夢でないと気づかされ
後悔の波が押し寄せる
嗚呼、このまま流れの果てで
いつか君に出逢えるかな
残酷にすぎる時間と裏腹に
この感情だけ、ここに
あの道の先に今度はまた違う形で
知らないふたりからやり直せたら
都合のいい話だけ並べて
空想に浸り眠り続ける
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