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ー Freesia 

フリージア 手を振る 

何処かで呼んでる声がして

フリージア 手を振ってよ

わたしが大好きなその笑顔で

笑ってよ

何処か遠い街に来て

わたしは誰でもないのだと知るのです。

明日になれば誰でもない誰かが

わたしに手を振るのです。

蜃気楼にかくれて何も見えやしない

きっと

貴方も誰でもないのです

明日になれば

誰でもないわたしがいるのです。

 

フリージア 切なくて

声の行方を探した

フリージア

貴方を待ち焦がれたわたしのまま

 

生まれ育った街に来て

わたしがわたしだと知るのです。

風に吹かれて知らされた

 

きっと

貴方は貴方でしかないのです。

今日になれば

誰かの中のわたしがいるのです。

 

フリージア すぐそこで

誰かが呼んでる声がして

フリージア

貴方の声は止むことを知らない

フリージア すぐそこで

わたしを呼んでる声がして

フリージア

貴方の声は止むことを知らない

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